コーヒーのあたりまえを未来につなぐ サステナブル調達を伝えるUCCの取り組み
(※本記事は「食品新聞」に2025年6月28日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

将来にわたりコーヒーが飲めるようにするには、気候変動対策と生産者支援に配慮したサステナブルなコーヒー調達が欠かせない。
この認識のもと、UCCジャパンは2022年、「2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達にすること」を目標のひとつに定め、独自基準を満たしたサステナブルなコーヒー調達の際には、「プレミアム」という支援金を上乗せして購入している。
支援金は、認証団体や商社を通じて気候変動対策と生産者支援に充てられている。
コーヒー価格が高騰する中、プレミアムを上乗せして調達している分、少々割高なサステナブルなコーヒー製品について生活者が趣旨を理解し積極的に選んでもらうのが、UCCが描く青写真。
UCCでは、サステナブルなコーヒー調達に関する独自基準を満たした製品にハートマークのオリジナルロゴをデザイン。その数は24年時点で家庭用・業務用・外食含めて53品のUCCブランド。 25年に80品程度への拡大を見込む。
目標達成への鍵となるのが生活者の理解となる。

6月24日、一層の理解促進を図るべくイラストを多用して視覚に訴える新コミュニケーションを開始した。
続きは無料会員登録後、ログインしてご覧いただけます。
-
記事本文残り68%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。