小野建 業界の常識を打ち破り、鉄鋼流通に変革を起こす
1949年に大分県で設立された小野建(旧称小野建材社)。以降、鋼材や建材などの鉄の専門商社として、九州を地盤に中四国や関東、東北地方へ拠点を拡げてきた。現在、鉄鋼流通業界では全国でトップシェアを誇る。同社のビジョンや現在の成長戦略について、社長の小野剛氏に聞いた。
小野 剛(小野建株式会社 代表取締役社長)
鉄鋼・建材商品販売から
請負工事まで行う専門商社
現在小野建の社長を務めるのは、創業者の曾孫であり、2025年6月に就任した小野剛氏だ。小野氏は社長就任が決まった後、同社の存在意義を改めて見つめ直すため、社内で半年ほどかけて話し合い、「クニづくり・マチづくり・モノづくりに貢献する」という経営理念を定めた。
「ちょうどこの存在意義を考えている最中に、会社設立時に創業者が書いた設立趣意書が出てきたのですが、そこには小野建材社は『地域社会に貢献できる企業である。このために会社を作る』と書いてありました。やはり血は争えない、同じようなこと考えるのだなと思いました。地域社会に貢献できる企業、つまり九州なら九州の、東北なら東北に貢献できる企業となることが、当社の目指すところです」
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