宝酒造 国産果実のチューハイで生産者と地域を支援
2025年に創立100周年を迎える宝ホールディングス。環境活動や社会活動に積極的に取り組んできた歴史は長い。宝グループの国内事業を担う宝酒造は、日本各地の国産果実を使ったチューハイの製造販売で、果実や地域の知名度向上に取り組み、農業生産者たちを力強く支えている。
果実を余すことなく使うことで
「コストの分散」を可能に
宝酒造の主な事業は、焼酎や清酒等の和酒と、みりんをはじめとする調味料の製造販売だ。和酒の主力商品は清酒「松竹梅」や「宝焼酎」。そして忘れてはならないのが、発売以来高い人気を誇る「タカラcanチューハイ」である。1980年代に居酒屋チェーン店が増え、焼酎を炭酸で割って飲むチューハイが人気を博す。1984年、宝酒造は日本で初めて缶入りチューハイを製造・販売。「100年以上の伝統に培われた宝焼酎のおいしさを伝えるための、一つの選択肢が、私たちのチューハイ事業だと位置づけています」。こう話すのは執行役員商品第二部長の吉田隆裕氏だ。
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