新産業創出のエコシステムを構築 熊本県

九州の中央に位置し、世界最大級のカルデラを誇る阿蘇があることから「火の国」、1000カ所以上の湧水があることから「水の国」とも呼ばれる熊本県。大自然の中で多彩な農産物が生産される一方、豊かな水資源を利用して半導体や自動車関連企業などが集積している。近年は熊本地震、令和2年7月豪雨という災害を乗り越えてきた同県だが、「創造的復興」計画の多くはすでに達成され、災害を機に始まった民間の地域創生の取り組みも着実に成果が出始めている。

 

蒲島郁夫・熊本県知事インタビュー

数字で見る熊本県

オールくまもとで「スタートアップハブ」設立(笠原慶久 肥後銀行 代表取締役頭取)

ビジネスのエコシステムで熊本を創生(本郷秀之 スターティアホールディングス 代表取締役社長)

伝統と改革の両立で新儀礼文化を創造(舛田正一 ビューティ花壇 代表取締役社長)

独自技術で脱プラスチックを推進(増田厚司 アミカテラ 代表取締役会長)

航路新設で過疎地を一大リゾートに(瀬崎公介 シークルーズ 代表取締役)

熊本から世界に漫画ビジネスを展開(持田修一 熊本コアミックス 代表取締役社長)

農業を子どもたちの憧れの職業に(内田智也 AGRI WARRIORS KUMAMOTO 代表)