ビューティ花壇 伝統と改革の両立で、新たな儀礼文化を創造

1947年の創業以来、「花を通して儀礼文化の継承に役立ちたい」という想いのもと、生花祭壇事業、生花卸売事業、ブライダル装花事業と事業を拡大させてきたビューティ花壇。少子高齢化やコロナ禍で苦戦を強いられる中、新たなサービスも立ち上げ、花のあふれる社会づくりを目指している。

舛田 正一(ビューティ花壇 代表取締役社長)

生花祭壇市場を変えたビューティ花壇の関東進出

1974年に熊本市で創業し、葬儀に使用する祭壇を生花で装飾する生花祭壇事業を主軸に、生花卸売事業、ブライダル装花事業の3つの柱で成長を遂げてきたビューティ花壇。九州、関西、東海、関東と東北の一部に営業所を展開し、2006年には業界で初めて株式上場を果たしている。

特に、祭壇に関する飾りつけの技術では、常に先駆者的なポジションで業界をリードしてきた。

大規模な葬儀における生花祭壇のイメージ

「東京へ進出を開始した2000年頃は、関東の生花祭壇のマーケットは、芸能関係者や著名人の大規模な葬儀にしかありませんでした。一般的な葬儀の大半は、生花による装飾の少ない白木祭壇だったのです。そこで当社は技術力とコストパフォーマンスを活かして、小規模な一般のご葬儀にも生花を使うという文化を関東にも広げていきました」とビューティ花壇社長の舛田正一氏は語る。

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