トロムソ 地産地消の新たな循環型農業モデルを構築

広島県尾道市の因島に本社を構えるトロムソは、1994年に船舶用熱交換機メーカーからスピンオフして創業。もみ殻を固形燃料化する独自装置で農業残渣の課題解決に取り組み、近年はバイオ炭事業へと領域を拡げている。現在の成長戦略と今後の構想について、統括部長の谷中勇一氏に話を聞いた。

谷中 勇一 株式会社トロムソ 統括部長

海のものづくりから
陸のものづくりへの転換

造船産業が長く活況を呈してきた、尾道市の因島。トロムソは1994年、同地を本拠とする船舶用熱交換機メーカーからスピンオフする形で誕生した。初代代表は、同メーカーの社長。「地場産業の技術を陸でも生かせないか」という問いを原点に、定年退職とともにトロムソを起業したという。

「広島県内には田んぼが多く、地域ではもみ殻の処理が非常に問題視されていました。もみ殻を有効活用できる用途を見出すことが社会貢献・課題解決につながるのではないかと、海のものづくりから陸のものづくりへ切り替えていきたいという思いで、グラインドミルの開発に至ったそうです」と同社統括部長の谷中勇一氏は振り返る。

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