アイグランホールディングス すべての事業の根底にあるのは「未来への貢献」

アイグランホールディングスは広島県を拠点に、保育事業やフィットネス事業を全国展開する企業だ。原点は代表取締役会長 兼 社長である重道泰造氏の父、昇氏が1966年に立ち上げた入院患者向けレンタルテレビ事業。父の跡を継いだ重道氏は「行動こそ真実」という理念のもと事業を大きく成長させてきた。

重道 泰造 株式会社アイグランホールディングス
代表取締役会長 兼 社長 グループCEO

レンタル事業から保育園事業へ
ビジネスを拡大

「父から事業を継いでほしいとは言われなかったし、継ぐときは周囲から反対の声もあったのですが、親孝行かなと思って実家に戻って事業を継ぎました」と、当時を振り返るのは代表取締役会長 兼 社長でグループCEOの重道泰造氏。しかし、テレビレンタル事業だけでは将来は厳しいと考え、海外旅行用スーツケースのレンタル事業に乗り出す。「旅行は行き先や泊数によって大小さまざまなスーツケースが必要で、それを買わずに借りられる」という考え方がヒット。50個から始めたレンタル用スーツケースは5000個となり、「おそらく、同事業では日本一になったと思います」。しかし、そこに起こったのがアメリカの9.11同時多発テロ。海外旅行が冷え込み、あっという間に事業は傾いていった。

「そんな時、ある雑誌で、病院で職員の子どもを預かる保育園ができているという記事を読んだんです。当社の事業は入院患者へのテレビレンタルから始まっていますから、どちらも病院にかかわるものだと思い、その保育園を運営している企業を訪ね、無理を言って指導を受けた。これが、当社の保育事業の始まりです」

現在は認可保育園や事業所内保育園などを全国で428施設(2026年4月時点)運営するまでとなった。預かる子どもの数は毎日総数1万2000人。日本の全未就学児の400人に1人という計算になる。

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