もうひとつの日本を、世界へ RPGの技術が描く、日本のソフトパワー

ゲームの世界で遊ぶことが現実の地域を元気にする。JP UNIVERSEの「竜宮国」は、日本の神話をモチーフにした「もうひとつの日本」を舞台に世界中の人が遊ぶRPGだ。「ファイナルファンタジーXV」を手掛けたクリエイターである代表取締役の田畑端氏のもと、ゲームは現実に飛び出そうとしている。

JP UNIVERSE株式会社代表取締役 田畑端

「住みたくなる」世界の構築
RPGの物語性

「ファイナルファンタジー」は、RPG(ロールプレイングゲーム)と呼ばれるジャンルの代表作だ。RPGでは、プレイヤーが物語の主人公となって仲間を集め、敵と戦いながら成長していく。勝ち負けがついて終わるのではなく、その世界を旅し、敵との戦いを通じて成長していく。1980年代後半の日本で大人気となり、「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」は社会現象となった。その後、ハードウェアやICT技術の進化にともない、RPGは世界へ広まっていった。

「様々なことが次々に起こる展開に向き合い、そのなかで自身が成長を遂げていく。現実におけるのとは別の形で『何者か』になれる。その豊かな物語性に、多くの人が惹きつけられるのです」とJP UNIVERSE代表取締役の田畑氏は自信を見せる。

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