サンセイランディック 権利調整で土地の価値を再創出する

不動産業界の中でも「権利調整」という専門的な知識と経験を要する領域に特化した事業を展開してきたサンセイランディック。長年にわたり培ってきた権利調整スキルを主軸に、観光資源が有効活用されていない地方の活性化など社会課題に正面から取り組む。創立から50年を迎え、100年企業へ向けた挑戦を聞いた。

松﨑 隆司 サンセイランディック 代表取締役

本来の価値を毀損している不動産から
新たなビジネスモデルを切り拓く

借地権(使う権利)と土地所有権(持つ権利)が分かれていることで様々な問題を抱える「底地」や、入居者はいるが老朽化して収益性の低い状態の築古収益物件における権利調整。サンセイランディックでは、不動産業界で敬遠されがちな領域に敢えて特化し、全国の不動産問題に向き合ってきた。

同社が、不動産権利調整を事業の主軸とするべく転換したのは、1991年。バブル崩壊後、不動産業者が融資を受けられないなか、数少ない手持ち資金で有効に不動産売買をするにはと考え着目したのが、物件の市場価値が低くなりがちな底地や老朽化したアパートなどだ。サンセイランディックでは、当時、業界が誰も目を向けなかった底地の取扱いを開始。権利関係が複雑な物件を買取り、権利関係を調整したうえでの再販を行う「不動産権利調整」のビジネスモデルを、先駆者として切り拓いてきた。

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