不確実性を前提に変革加速 日清オイリオが描く収益構造転換戦略
(※本記事は「食品新聞」に2026年5月29日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

久野貴久社長
日清オイリオグループの久野貴久社長は5月19日に開いた決算説明会で、国内油脂・油糧事業について、価格改定の完遂による利益回復を急ぐとともに、「不確実な事業環境を前提として資本効率性(ROIC)を追求した収益構造への転換を進める」方針を示した。
同社の25年度連結業績は売上高5542億円(前年比4.4%増)、営業利益170億円(11.7%減)、経常利益160億円(11.4%減)。成長領域と位置付けるグローバル油脂・加工油脂事業、ファインケミカル事業は堅調だったものの、油脂・油糧事業は油脂コスト上昇に価格改定が追い付かず、ホームユースの販売数量減少もあり、営業利益ベースで20億円の減益となった。
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