事業承継の新しいカタチ 大廃業時代を救う「サーチファンド」
ファミリー企業の親族外承継やM&Aが広がっているが、新たな選択肢として注目を集めているのが「サーチファンド」だ。山口キャピタルは2019年から国内初のサーチファンド事業を開始、これまで6件の事業承継を実現している。
図 一般的なサーチファンドによる事業承継の流れ
「サーチファンド(Search Fund)」とは、経営を志す優秀な個人(サーチャー)が自ら承継する企業を探索(=サーチ)し、企業の経営者として事業成長を目指す事業承継モデルで、約40年前に米国で誕生した。近年、サーチファンドの設立数は世界中で加速しており、起業ではなく既存企業の経営者になることができる新しいアントレプレナーシップの形としても注目を集めている。
山口フィナンシャルグループ(YMFG)傘下の投資専門子会社である山口キャピタルは、2019年に日本で初めてサーチファンド事業を開始。これまでに6件の事業承継を実現するなど屈指の実績を持ち、2022年には2号ファンドを設立している。
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