足場機材や無線機器などを展開 M&Aを活用、多角化で成長を目指す

建設工事の現場で使われる仮設機材、足場で国内トップクラスのシェアを誇るアルインコ。飲食店や建設現場などで使われる特定小電力無線機(インカム)でも高シェアを持つなど、多様な事業を展開する。経営方針に「ニッチマーケットでトップ企業に」を掲げ、躍進を続けている方策を聞く。

小林 宣夫(アルインコ 代表取締役社長 兼 社長執行役員)

建設機材~フィットネス機器まで
身近な関心を多角化につなげる

アルインコは、井上芳蔵氏が1938年に創業した自転車部品を製造する井上鉄工所を前身とし、1958年に製造を開始した建設用仮設足場がのちに中核事業へと育っていく。1972年にはアルミ製はしご、脚立の製造を開始し、アルミ製品分野にも進出。また、1977年には無線機器の製造を開始し、電子事業への足掛かりをつかんだ。

「この事業は2代目社長がアマチュア無線を趣味としていたことと、将来のエレクトロニクス分野の成長可能性に着目し、手がけた事業です」と代表取締役社長兼社長執行役員の小林宣夫氏は説明する。

また、1983年に始めたテレビショッピングがさらなる事業の多角化へとつながっていく。「テレビショッピングからは1989年に撤退したが、健康・フィットネス関連商品がよく売れたことから、これらの商品を扱うフィットネス事業へ引き継ぎ、アルミ製はしご、脚立などで確立したホームセンターの販売チャネルを生かして、売上を拡大していきました」。

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