Green Carbonが農林中金と提携 農畜産のGHG削減とJクレジット創出を加速

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年6月5日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

ネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbonは、農林中央金庫と業務提携契約を締結した。農業・酪農・畜産分野を中心に自然由来カーボンクレジットの創出支援を通じたGHG(Greenhouse Gas、温室効果ガス)削減を推進するとともに、自然由来のJ-クレジット制度や二国間クレジット制度(JCM)を活用したカーボンクレジットによる収益拡大に取り組む。

農林中金と業務提携 農畜産分野のGHG排出削減へ Green-Carbon

Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど幅広い分野でのプロジェクトを展開している。中でも国内の水田プロジェクトは、2023年度日本初の方法論で、日本最大級の規模(約6220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得。2024年度は約4万ha(約9万t)に拡大、2025年度も約10万ha(約20万t)への拡大を予定している。

続きは無料会員登録後、ログインしてご覧いただけます。

  • 記事本文残り66%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。