AI時代の成長モデル再設計 新生・富士ソフトの「Gen.2変革」

米投資ファンドによる株式公開買い付けが成立し、2025年5月に株式を非公開化した新生・富士ソフト。社内体制の変革を推進するのが、NECから招聘されたCEOの室岡光浩氏だ。オファリング型ビジネスへの転換に向け、従業員、役員らと対話を重ねつつ、生成AIの時代に価値を発揮する企業を目指す。

室岡 光浩 富士ソフト 代表取締役 社長執行役員兼CEO

TOB後に就任した新社長
従業員と密に対話し理念を再定義

1970年の創業で、自動車・産業機器・医療機器などの組み込み・制御ソフトウェアで国内トップシェアを誇る富士ソフト。「止められない社会・産業システムを一気通貫で実行できる、数少ないSIer」として評価されており、2025年12月期には3340億円の売り上げを計上している。

同社社長執行役員兼CEOの室岡光浩氏は、日本電気(NEC)において香港、米国、オーストラリアでの海外駐在を経て、最高グローバル戦略責任者(CGSO)としてグループの海外戦略とマネジメントに携わってきた。その経験を買われ、2025年7月、富士ソフトの社長執行役員兼CEOに就任した。

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