Essay リラックスできる部屋着を事業化 支援を活用し大学生起業

女性のウェルビーイングに貢献するアパレル製品で、大学在学中に起業した江連氏。留学先のニュージーランドの高校で受けた授業や、高校生ビジコンで事業を学んだ。さらにその先、事業を具体化する際には、メンタリングやクラファンが役立った

江連 千佳(ssay 代表取締役社長)

2000年生まれの私は「女性活躍」という言葉を物心ついた時からずっと耳にしてきた。しかし、政府や企業によって掲げられてきた女性活躍に関する多くの数値目標は、達成されず変わらないまま飾られている。本当の「女性活躍」とは、飾りのような数字を達成することではない。性別に拘らず、自分の人生を自分で選択し、デザインできる状態をつくることだ。

このようにウェルビーイングな状態を目指すには、日本人女性には選択肢が限られているケースも多い。だからこそ、今までになかった選択肢を提案する商品を生み出すことで、1人1人の生活にアプローチし、自分想いの選択に向きあうひとときを創ることを決意した。こうして20歳で、I _ for MEというブランドを立ち上げ、”おかえり”ショーツというショーツ一体型の部屋着を開発・販売しはじめるまでには、多くの支援や出会いが不可欠であった。

Essayで開発した”おかえり”ショーツ

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