ポラリス 自ら学ぶ人材づくり オンライン学習コンサルを起業

完全オンライン型の受験コンサルティングサービスを提供する「ポラリスアカデミア」。受験のための各教科の勉強ではなく、学習法を提供する、今までにないオンライン学習塾だ。25歳でポラリスを起業した吉村氏に、同事業を発想した経緯や起業への想い、今後の展望などを聞いた。

吉村 暢浩(ポラリス 代表取締役社長)

2021年6月1日に設立したポラリス。運営するオンライン学習塾「ポラリスアカデミア」は、従来の授業形式の予備校や学習塾と異なり、自学自習のクオリティを最大化するための指導をする塾となっている。同社社長の吉村暢浩氏は京大大学院在学中にこの教育事業を開始し、25歳で会社としてのポラリスを起業した。

「ポラリスの事業は、経営コンサルの受験生バージョンです。志望校合格という子どもたちの目標に対し、コンサルティングとして伴走する。企業で言うプロジェクトの成功を受験合格に置き換えたようなイメージです」と吉村氏は解説する。

ポラリスに入会するのは、東大、京大、早稲田大、慶応大などの難関大学や、中堅レベルの私大を目指す生徒が多い。吉村氏は京都大学出身。自身、京大へ入ったのは「いい大学に入って安定した職を手にいれるため」だったという。しかし、大学入学後「人生を消化試合のように過ごす安定志向の恐ろしさに気づいた」と話す。それが、吉村氏がポラリスを起業した大きなきっかけの1つだ。

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