若い世代の起業家への疑問Q&A 何歳で起業すべき? クラファンは?

Q1.若手起業家の創業期に多く見られるクラウドファンディング。どのように活用されているのでしょうか。

A 多くの支援者から少しずつ資金を集め、様々な活動の実行の原資とするクラウドファンディング。日本では、CAMPFIRE、READYFOR、Makuakeなど複数のクラウドファンディングサイトが運営されている。クラウドファンディングは、寄付型、購入型、投資型などいくつかのタイプに分類される。

クラウドファンディングが日本で広まったきっかけは2011年3月の東日本大震災だ。被災者の支援や復興に必要な資金を集めるため、融資による様々なプロジェクトが立ち上がり、寄付型がまず普及した。次に、品物の代金を前払いすることで、新製品開発をしたい企業を支援しつつ欲しいものを手に入れる「購入型」が一般化した。投資型クラウドファンディングは、金融商品取引法の改正や関連業界の規制整備により、2015年5月に創設された、株式やファンドを取得するタイプのクラウドファンディングだ。日本証券業協会の資料によると、2021年には79件が成立し、10億円超を集めている。1社ごとの募集金額は300万円~5000万円となっている。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り81%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。