コワーキングスペース「新宮CoCoスクエア」で実践する新たな働き方
複業や起業準備、学び直しや闘病などと両立できる「週2正社員」という新たな概念を広めようとしている、中小企業事業推進機構代表理事の平井良明氏。2024年8月には、その実践の場であり、短時間正社員を含めた多様な働き方の基地局となるコワーキングスペース「新宮CoCoスクエア」を開設した。
労働時間の常識を変える
「週2正社員」
「正社員で終身雇用」という常識が崩れ、コロナ禍も経て、副業(複業)・業務委託・起業・フリーランス・ボランティアなど、働き方のスタイルが急速に多様化してきた。さらに、「1日8時間×週5日」という労働時間の常識をも変えようというのが、「週2正社員」という短時間正社員の考え方だ。
「時間的な制約はあるけれど働く意欲や能力が高く、正社員としての雇用や立場を保証してほしいという人にとって、理想的なワークスタイルになると思います。育児・介護や自身の闘病のために非正規社員の立場に甘んじている人、演劇やノンプロのスポーツなどに打ち込みながらアルバイトで生計を立てている人、起業準備やリスキリングと仕事を両立させたい人、定年後の再就職に際して同一労働同一賃金の原則に不満を感じている人など、さまざまなニーズがあると想像します。また、中小企業の皆さんにも、優秀な人材の確保や定着率アップにつながる雇用形態としておすすめしたいです」と語るのは、「週2正社員」の提唱者である一般社団法人中小企業事推進機構代表理事の平井良明氏だ。
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