アーチファーム 地域と連携し、「岡パク」を全国に広める

岡山県の農業法人・アーチファーム代表の植田輝義氏は、パクチーが苦手な人でも食べやすく、柔らかな風味の「岡山マイルドパクチー」の栽培方法を確立。岡山の特産品となったこのパクチーを全国に広めるべく、地元メーカーや大学と連携し、加工品開発やデータ駆動型農業の実現を目指している。

植田 輝義(株式会社アーチファーム 代表取締役)

独自の栽培方法と自家採種で
岡山パクチーをブランド化

癖のある香りと風味を持ち、エスニック料理に欠かせない香味野菜のパクチー。2016年に訪れた空前のパクチーブームをきっかけにパクチー専門料理店も登場し、一気にメジャー化した。国内の主な生産地としては福岡県や静岡県などが挙げられるが、日本人の舌に合う品種を選び、マイルドに仕立てたのが「岡山マイルドパクチー」、通称「岡パク」だ。岡山市北区の玉柏、牟佐地区で生産・出荷されたもので、食べると口中にふわっと広がる穏やかな香りとほのかな甘みなどの特徴がある。

植田氏が栽培を始めた岡山マイルドパクチー

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り86%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全文読むことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。