ICTプラットフォームを通じ地域未来戦略を後押し
NTTドコモビジネス子会社として2024年に設立されたNTTアクア。循環式陸上養殖システム(ICTを含む)の研究、開発・提供によって「誰もが参加できる陸上養殖」を可能にし、食料自給率向上と地域の未来づくりへの貢献を目指す。
聞き手 : 小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授/電通 シニアイノベーションディレクター

NTTアクア取締役 山本圭一氏(右)と事業構想大学院大学 特任教授/電通 シニアイノベーション・ディレクターの小宮信彦氏(左)
東北復興支援での交流から
ICTブイを開発
小宮 ICTブイの開発に至った経緯を教えてください。
山本 私はNTT入社以来、法人営業部門に所属し営業活動をおこなっていました。東日本大震災を機に2011年12月、NTTドコモは社長直轄組織となる東北復興新生支援室を設置し、私はそのリーダーを任されました。被災地の物産を販売する「東北復興みちのくマルシェ」の全国展開、高齢者向けのタブレット講習会など、多くの復興支援に取り組みました。
宮城県東松島の漁師と交流する中で、「震災で海の状況が変わり、これまでの経験が通用しなくなったので、海の状態を見えるようにしてほしい」という声を聞くようになりました。その要望に応えるために、海洋観測サービスICTブイを開発しました。水温や塩分、溶存酸素、クロロフィルなどの海洋データを自動計測し、「ウミミル」という専用アプリを通じて、端末上で確認することが可能になりました。
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