岡山大学 「ありたい未来」を目指す、共育共創の実現へ

2050年をターゲットに、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」という長期ビジョンを掲げる岡山大学。2022年からの第4期中期目標期間に向けては、「ありたい未来を共に育み、共に創る研究大学」という「岡山大学ビジョン3.0」を新たに策定。その実現に向けた構想を槇野学長に聞いた。

槇野博史(岡山大学 学長)

SDGs推進研究大学として
地域循環共生圏を牽引する

「岡山大学ビジョン3.0」とは、全ての教育・研究・社会貢献を通じ、地球レベルでの「ありたい未来」の実現を目指して脱炭素社会・循環経済・分散型社会へ移行し、地域循環共生圏(ローカルSDGs)を牽引する新たな協働事業を構想、および実行する戦略だ。

2022年からの第4期中期目標期間に向けて策定された「岡山大学ビジョン3.0」。「ありたい未来を共に育み、共に創る研究大学」を目指す

「ありたい未来」の背景にある槇野博史学長の思いは、「プラネタリー・ヘルス(地球と生態系の健康)」の実現だ。岡山藩医学館にその源流を持ち、医療に強い総合大学学長として、また自身も大学病院長を務めた医師として、「人間だけでなく、地球と生態系の健康が重要」だと槇野氏は語る。

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