事業再生からの飛躍ヘ 高付加価値の樹脂部材で社会を支える

児玉化学工業は1946年の創業以来、プラスチックの可能性を追求する多様な技術とモノづくりの精神で、自動車の内外装部品など高品質な製品を提供してきた。現在はプラスチックと複合材の革新的成形技術で、持続可能な未来市場を常にリードすることを目指し、事業を展開している。

北村 以知雄(児玉化学工業 代表取締役社長)

事業再生ADRの再生計画を完了
現在は成長段階に

身の回りのほぼあらゆるものに、プラスチックが使われている。児玉化学工業は、完成品メーカー向けに樹脂を成形加工した製品を供給するB to B企業だ。モビリティ事業とリビングスペース事業、アドバンスド&エッセンシャル事業の3つを中心に事業を展開する。

売上全体の6割以上を占めるモビリティ事業では、バンパーやドアの内装インストルメントパネル(ダッシュボード)など自動車の内外装部品を自動車メーカー各社に供給。またリビングスペース事業は全体の約3割を占め、洗面化粧鏡やキッチン、トイレ、バスなどの水廻り製品を中心に提供している。他にも、業務用エアコンや白物家電など幅広い分野の部品を生産する。さらにアドバンスド&エッセンシャル事業では、ゲームソフトパッケージなどのアミューズメント領域から最先端のIT機器の外装、医療領域などで製品化に挑戦し、新規市場開拓を図る。

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