PHCホールディングス 「バリューベース・ヘルスケア」への貢献

PHCグループは、ライフサイエンス機器、電子カルテから医療機器等、研究から診断、治療、予防まで幅広くヘルスケアに関わる製品・サービスを提供。患者の医療アウトカムを最大化し、個々の治療に合わせて医療コストを最適化する「バリューベース・ヘルスケア」への貢献を目指している。

出口 恭子(PHCホールディングス 代表取締役社長CEO)

M&Aで事業を獲得
3セグメントの事業を展開

PHCグループは、1969年に設立された松下寿電子工業を源流としている。2010年にはパナソニック ヘルスケアに社名を変更し、2014年にはパナソニックグループからカーブアウトした。2012年に三洋電機のヘルスケア事業部門を統合、2016年にはドイツのバイエル社の糖尿病ケア事業を買収・統合してアセンシア ダイアベティスケア社を設立。他にも、M&Aや新会社設立を積極的に進めてきた。2018年にコーポレートブランドをPHCに変更している。

「当社グループの経営理念は、『わたしたちは、たゆみない努力で健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献します』です。研究、治験、試験、診断、治療後の健康管理まで、バリューチェーンの要所要所で製品・サービスを提供しています」。PHCホールディングス代表取締役社長CEOの出口恭子氏は、こう説明する。「豊かな社会」に向け、医療の質の向上、医療アクセスの向上、費用対効果の改善を通じてPHCグループが目指す「バリューベース・ヘルスケア」に貢献していく。

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