企業パートナーシップJ-CEP 価値を広め、循環の輪にのせる
国内でサーキュラーエコノミーの推進に取組む企業の連携基盤として活動するJ-CEP。9月のSDGs週間のイベントで、その活動が紹介された。環境と経済を両立させる最適解ともいえる循環型社会の輪をつくるためには、企業、住民、行政、大学等の間で共通したビジョンの共有が求められる。
サーキュラーエコノミーは、持続可能な成長を目指すSDGsの目標と重なる点が多い。毎年9月、国連総会の会期に合わせた「SDGs週間」には関連の様々なイベントが企画されるが、2023年9月19日にはサーキュラーエコノミーを主題に据えたビジネスセミナーが開催された。SDGs週間のイベント「HAPPY EARTH FESTA 2023」の一環で、国連グローバル・コンパクトの日本支部であるグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)によるものだ。
循環型社会目指す
企業のパートナーシップ
登壇したのはジャパン・サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(J-CEP)に参画している企業5社だ。J-CEPは2021年10月に、サーキュラーエコノミーの推進に取組む企業等の新事業共創の基盤として発足した。現在59社(2023年10月5日時点)が加盟しており、その業種はメーカー、廃棄物処理・環境事業、金融、素材、商社、建設、ICTと多岐にわたる。オブザーバーとして、環境省、経済産業省、神戸市、東京大学などのアカデミアも参画している。
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