尾西食品が宮城第二工場を竣工 災害時の安定供給へヘリポートも設置

(※本記事は「食品新聞」に2025年5月28日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

屋上にヘリポートを設置した宮城第二工場
屋上にヘリポートを設置した宮城第二工場

アルファ米など防災食(長期保存食)を製造・販売している尾西食品は23日、宮城工場第二工場(宮城第二工場)を竣工。2026年1月の本格稼働を目指す。

地震など自然災害が多発し、防災食需要が高まる中、アルファ米のリーディングカンパニー(シェア55%)である尾西食品は、供給体制の増強が課題とされてきた。昨年は能登半島地震や豪雨災害が発生、更に南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、各地で防災の重要性が高まった。同社も工場のフル稼働や休日返上で生産を続けてきたが、現在でも一部商品に品薄状態が続いており、いざという時に確実に供給できる体制づくりが課題となっていた。

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