河北新報社 ローカルゼブラの一翼を担う地域メディアを目指す

1897年の創刊以来、東北に根差して歩みを重ねてきた河北新報社。その根幹にあるのは読者との信頼関係だ。社是に掲げる「東北振興」の志は、未曾有の震災やデジタル変革期を経ていかに進化したのか。代表の一力雅彦氏に、新聞が守るべき信頼の本質と、地域の未来を切り拓く戦略について聞いた。

一力 雅彦(株式会社河北新報社 代表取締役社長)

「足で集め、手で届ける」
震災が証明した地方紙の価値

情報環境の変化は、メディアの在り方を根本から揺さぶっている。インターネットの普及から30年以上が経過し、さらにはSNSの普及と生成AIの台頭により、誰もが発信者となれる今、河北新報社社長の一力雅彦氏が何よりも強調するのは「信頼」の二文字だ。

「新聞にとって最も重要なのは、長年にわたって築いてきた読者との信頼です。当社の記者は必ず現場に足を運び、自らの目で見て、直接話を聞きます。言葉だけでなく表情や空気感から多くを読み取り、複数の記者と編集者が裏取りを行う。この『足で集め、手で届ける』というプロセスそのものが、読者に対する価値なのです」

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