製造業の脱炭素を次世代産業育成に活かす

南部の瀬戸内海沿岸に重化学工業のコンビナートがあり、高度経済成長期以降、日本の重化学工業発展の中核拠点の1つとなってきた山口県。1事業所当たりの製造品出荷額等は、三重県や愛知県を抑えて全国トップを誇っている。山口県では現在、コンビナート企業の脱炭素化の推進とともに、CO2から次世代燃料を生む研究開発を支援するなど、脱炭素化の流れを新産業創出に活かそうとしている。また、2018年から「やまぐち産業イノベーション戦略」に取り組み、今後人口減少が進んでも高い付加価値を持つ産業モデルを構築できるよう、イノベーションの加速度的展開を図っている。

 

CONTENTS

村岡嗣政・山口県知事インタビュー

数字で見る山口県

地方創生における新たな官民連携への挑戦
(藏重 嘉伸 YMFG ZONEプラニング 代表取締役社長)

パーパスを起点に、新事業領域を開拓
(村田哲也 カンロ 代表取締役社長)

官民で取り組む持続可能な温泉地づくり
(木村隼斗 長門湯本温泉まち エリアマネージャー)

中古車部品販売の新たな仕組みを確立
(岡本明宏 シーパーツ 取締役社長)

一頭の命の価値を伝え切る「食業」を実践
(梶岡秀吉 梶岡牧場 取締役)

ウニの陸上畜養で、磯焼け問題解消へ貢献
(山田晋太 マルヤマ水産 代表取締役社長)

目指すは、代替肉を超越する世界的商品
(村上英雄 トーフミート 代表取締役)

女性ならではの視点と力で、室積を活性化
(木村明美 室積市場ん 代表、磯部登志恵 室積市場ん 顧問)