長野県茅野市が目指す「若者に選ばれるまち」 若い力で全市民に幸せを
八ヶ岳や蓼科などの大自然に囲まれた長野県茅野市。第2次茅野市地域創生総合戦略として「若者に選ばれるまち」という言葉を掲げている。若者が地元に残り、また他地域からも移住するまちになることは、結果的にすべての市民の幸福にもつながる。様々な取組を進める茅野市の今井敦市長に話を聞いた。
今井 敦 茅野市長
対話を重ね、市民とともに考える
「若者に選ばれる」には
長野県茅野市は、東京から電車で2時間ほどの距離にありながら、自然と調和したライフスタイルを実現できる地域として移住者を集めている。茅野市の今井敦市長は「若者に選ばれるまち」を目指した同市の総合戦略の背景に、地域の「役」の担い手不足の問題があると説明する。地域コミュニティには、自治会や公民館の運営役や消防団員等、様々な仕事があるが、人口減で負担が集中するケースが増えている。
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