農業DXを起点に第一次産業を革新 高知県

東西に長い地形が特徴で、県土の森林率が84%と日本一高い高知県。年平均気温が高く、日照時間も多い南国の温暖な気候の中で、四万十川や室戸ユネスコ世界ジオパークなどの豊かな自然が育まれている。観光面では、坂本龍馬を代表とする多くの志士を輩出したことや、カツオなどの高知ならではの食の魅力が、大きな観光資源になっている。産業は農業を中心とする第一次産業が盛んだが、県では一次産業全体のDXを見据えて、高収量・高品質の次世代型園芸をさらに推し進めたIoP(Internet of Plants)プロジェクトに産学官連携で取り組んでいる。

 

濵田省司・高知県知事インタビュー

数字で見る高知県

一次産業を若者に魅力的な産業にする(武市 智行 高知県Next次世代型施設園芸スーパーバイザー)

「内発的進化」で地域産業を発展させる(受田 浩之 高知大学 理事、森田加奈子 高知市総務部地域活性推進課 課長)

DMC設立でコロナ後の観光需要喚起(山元 文明 四国銀行 取締役頭取)

地域資源を守るためカツオ養殖に挑む(山崎 道生 山崎技研 取締役会長)