住民とのコミュニケーションを変える 自治体DXの先頭を走る渋谷区

自治体のDXで先頭を走る渋谷区が、一気にDXへと舵を切ったのは、2019年1月の新庁舎への移転がきっかけ。それから3年、区役所における様々な業務のDXやペーパーレス化に取り組みつつ、区民に便利な行政サービスを目指して、デジタルコミュニケーションの基盤づくりを進める。

2019年1月に開庁した渋谷区役所。建替にあたり、優れた環境性能の付与、耐震性向上、バリアフリー化がなされた

住民も職員も来ない区役所が目標

東京都渋谷区では2016年、長谷部健氏が区長に就任した際に「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を未来像に掲げた基本構想を策定し、あらゆる人がいきいきと暮らし、学び、働けるまちづくりを進めてきた。とりわけ地域のウェルビーイングを高めるべく、「だれも来ない庁舎」をキーワードに掲げた。

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