特集2 高齢者とケアラー支援の新市場

人口の約3割が65歳以上と、日本の高齢化は着実に進んでいる。団塊世代が後期高齢者となる2025年を目前に控え、様々な社会問題が顕在化しているが、これをチャンスと見る企業も多い。従来型の医療・介護だけでなく、高齢者に生きがいや楽しみを提供したり、高齢者を支える家族を支援する新しいアイデアが必要とされる今、高齢者ビジネスで先陣を切る企業の取組から、新たな事業を生み出し課題を解決するためのヒントを探る。

 

CONTENTS

編集部総論・数字で見る 高齢者・ケアラーの支援から生まれる新市場

近距離モビリティ「WHILL」 高齢者移動支援から用途を拡大中
杉浦圭祐(WHILL 法人レンタル事業本部 本部長))

介護と仕事の両立支援のリクシス リテラシー向上へ情報が重要
佐々木 裕子(リクシス 代表取締役社長 CEO)

中国で模索する未来の高齢者ケア ロボット企業と介護企業が連携
王 思薇(メディカル・ケア・サービス[MCS]取締役)

デイサービス ラスベガス 行きたくなる仕掛けをつくる
森 薫(日本シニアライフ 代表取締役社長)

医療、看護、介護、保育までワンストップで 在宅支援から事業を広げる
依田 和孝(在宅支援総合ケアーサービス 代表取締役)

完全調理済み冷凍食品で高齢者施設の食のインフラを構築
高橋 輝圭(クックデリ 執行役員 管理部 部長)

見守りと事故対応保障をセットで提供 高齢者の住まいの問題の解決探る
菊池 正和(Secual 代表取締役CEO)