Secual 見守りと事故対応保障をセットで提供 住宅問題の解決探る

IoTによるホームセキュリティを手がけるSecual。2023年9月から、高齢者見守りサービス「NiSUMU CARE(ニスムケア)」の提供を始める。目指すのは「高齢者に賃貸住宅に入居してもらうのは不安」という不動産管理会社の課題解決だ。

菊池 正和
(Secual 代表取締役CEO)

誰もが気軽に利用できる
ホームセキュリティサービス

Secualは、センサーを活用したIoTホームセキュリティサービスの会社として2015年に創業した会社だ。同社のホームセキュリティサービスは、窓に貼るタイプの開閉センサーが防犯シールの役割を果たすことによる抑止効果、開閉センサーと人感センサーにより侵入経路となる窓やドア全てに対策できること、センサーが異常を検知すると大音量のブザーで鳴らすこと、の3つのポイントで防犯対策を施している。特徴は、工事不要で導入しやすいことに加え、月額1078円~でサービスを提供している点だ。

SecualのIoTホームセキュリティサービス用IoTデバイス。窓やドアに張り付けるセンサーと、コンセントに挿すゲートウェイからなり、スマホアプリで管理する

「大手セキュリティ会社のように警備員の力を借りるサービスは費用が高額になります。ホームセキュリティサービスの普及が進まず、本来守らなければならない人を守れていないことが社会課題だと考えました」と代表取締役CEOの菊池正和氏は事業にかける思いを語る。

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