三菱倉庫 未来志向の改革でサプライチェーンを支える
創業139年の三菱倉庫は、安定重視の企業文化が招いた30年の停滞からの脱却を目指す。バックキャストで未来を再定義、新たにパーパスを掲げ、物流と不動産の融合や資産効率の改善、DX、人的資本経営を推進。トータルロジスティクス企業として顧客の経営課題に深く関与する存在への変革に挑む。

斉藤 秀親(三菱倉庫 代表取締役社長)
陸海の輸送をつなぐ倉庫として創業
社会の期待に応えるパーパス設定
モノを貯蔵しておく場所としての倉庫は人類の始まりから存在する施設だが、現在の倉庫は物流全体の司令塔としての役割を担うようになっている。需要と供給を結ぶ、多くのステイクホルダーが参加する過程の中で、モノとその流れを管理し、適切なコントロールを行うことが求められるようになった。
日本では明治時代に近代的な倉庫業が誕生、信用と様々なノウハウを蓄積して成長してきた。物流業界の老舗企業である三菱倉庫の創業は1887年(明治20年)。倉庫業を祖業とし、東京・江戸橋のレンガ造り倉庫群は、三代目歌川広重の錦絵「古今東京名所 江戸橋三菱の荷蔵」に描かれた逸話を持つ。同社代表取締役社長の斉藤秀親氏は、自社の社風をこう紹介する。
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