センサーでIoT社会に貢献 旭光電機 「感じて伝える力」で未来を拓く

ビルフロント自動ドア用センサーで、国内市場約7割のシェアを持つ旭光電機は、「守り」と「攻め」のDXで社内の業務改善や新規事業開発を進めている。「感じて伝える力を社会の力に」という経営ビジョンを軸に事業を拡大し、2028年の売上高100億円達成を目指す。

和田 貴志 (旭光電機 代表取締役社長)

1956年に日本初の自動ドア用
コントローラーを開発

神戸市に本社を置く旭光電機は、1947年に創業。1956年に日本初の自動ドア用コントローラーを開発するなど、常に独創的な開発テーマに取り組んできた。現在は自動ドア、鉄道、船舶などで培ったセンシング・コントロールや無線通信ネットワーク技術を核に事業を展開。

ビルフロント自動ドア用センサーでは国内市場の約7割、東海道・山陽新幹線の車両間自動ドア向けセンサーでは100%のシェアを誇る。近年は、特にIoT(モノのインターネット)分野に注力し、IoTソリューションのカスタム化やワンストップサービスを提供している。

「元々、他社ブランドの製品を製造するOEMで事業を伸ばしてきましたが、コロナ禍が転換点になりました。鉄道の利用者が激減し、飲食店やビル関連の事業も落ち込んだためです。このような中、特定の事業やOEMに過度に依存することのリスクを改めて実感しました」。

代表取締役社長の和田貴志氏は、こう振り返る。その後は幅広い産業に対する製品の提供や、OEMではなく自社でコントロールできる商品の開発・販売へと大きく舵を切った。その過程では、経済産業省による「地域未来牽引企業」に選定され、近畿経済産業局や独立行政法人「工業所有権情報・研修館(INPIT)」近畿統括本部、兵庫県知財総合支援窓口から継続的な支援を受け、組織改革を進めてきた。

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