浜通り地域からイノベーションと新たなコミュニティを生む 福島県

東日本大震災と原発事故による複合災害から、着実に復興を進めている福島県。浜通り地域に新産業を創出するため、2014年に県が開始した「福島イノベーション・コースト構想」によって、廃炉やロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクルなどの領域の企業が県内外から多く進出。2020年3月には南相馬市に福島ロボットテストフィールドが全面オープンし、世界に類を見ない陸・海・空のフィールドロボットの一大開発実証拠点となった。また、福島県の農林水産業は事業の休止や風評被害で苦しんできたが、農作物輸出量は順調に増加しており、2017年度に震災前を超え、2021年度には過去最高を記録している。

 

CONTENTS

内堀 雅雄・福島県知事インタビュー

数字で見る福島県

「何でも繊維にしてみよう」挑戦のDNAを継ぐ
(辻 裕一 日東紡績 取締役 代表執行役社長)

IoTを身近に感じられる製品・サービスを開発
(髙橋 正法 シンク 代表取締役社長)

1台のロボットを生涯のパートナーにする
(川内 康裕 リビングロボット 代表取締役社長))

世界に誇る「特撮」を後世に伝える拠点に
(須田 元大 須賀川特撮アーカイブセンター センター長)

被災地のコミュニティから社会が変わる
(高橋 大就 NoMAラボ 代表理事)

只見町の魅力を伝え、故郷を愛する人を増やす
(酒井 治子 メーデルリーフ 代表執行役員)

ハーブ栽培で飯舘村に新たな価値を創造
(渡部 沙織 サガデザインシーズ 飯舘事務所所長)

郡山新事業開発プロジェクト研究を発足
(月刊事業構想編集部)