NoMAラボ 被災地のコミュニティから社会が変わっていく

東日本大震災で大きな被害を受けた福島県沿岸に2019年に誕生した「NoMAラボ」。翌年には法人化して、福島県浜通り地域のまちづくりと、地域課題の解決につながるビジネスづくりに取り組んできた。代表理事の高橋大就氏に、立ち上げの経緯やこれまでの活動内容、今後の展望を聞いた。

高橋 大就(一般社団法人NoMAラボ 代表理事)

避難指示が解除された浪江で
当事者としてまちに関わる

福島県浜通り地域のまちづくりと地域課題解決ビジネスを軸に活動する一般社団法人NoMAラボ。2019年に同団体を立ち上げた代表理事の高橋氏は、2021年4月に福島県浪江町に住まいを移し、本格的に活動をスタートした。

もともと外務省に勤めていた高橋氏は、外資系コンサルティング会社に転職したものの、2011年に発生した東日本大震災を機に退職。同年、被災した東日本の食産業を支援するために発足した「一般社団法人東の食の会」で事務局代表となり、現在は専務理事を務めている。

加えて同年、オイシックス(現、オイシックス・ラ・大地)で海外事業部長・執行役員に就任し、パラレルキャリアを歩んできた。そんな高橋氏はなぜ、さらにNoMAラボを立ち上げたのだろうか。

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