リビングロボット 1台のロボットを生涯のパートナーにする

2018年に福島県伊達市で創業したロボットベンチャー、リビングロボット。「人に寄り添い、人とともに成長するロボット」の理念を掲げ、1人1台パーソナルロボットをという時代の到来を見据え、そのインフラを構築しようとしている。同社の川内社長に、設立の経緯や現在の事業戦略、今後のビジョンを聞いた。

川内 康裕(株式会社リビングロボット 代表取締役社長)

ロボットは単なる道具ではなく
人のパートナーになれる

「人に寄り添い、人とともに成長するロボット」――これが、リビングロボットの考える理想のロボット像だ。同社が開発した教育用ロボット「あるくメカトロウィーゴ」は、手のひらサイズの大きさの2足歩行ロボットで、小さいながらも細かく、愛らしい動きが特徴だ。

「見ていると愛着がわいてくるでしょう」と笑顔で語るのは、社長の川内康裕氏。川内氏は同社設立前に、シャープで2足歩行のコミュニケーションロボット「ロボホン」のほか、携帯電話では「写メ」機能を搭載した1号機などの開発に携わっていた。現在の事業に至る原体験は、そのロボホンにある。

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