数字で見る・編集総論 多くの人を巻き込み成長軌道を進むスポーツ産業
2025年のスポーツ基本法改正、2027年度から始まる第4期スポーツ基本計画の検討を背景に、スポーツによる社会課題の解決や地域経済の活性化、多様な人々の包摂へと、期待される役割は増えている。
2026年、次々と開催される大型国際大会を機に、スポーツの存在を意識する機会が増えている。2027年度から実施される第4期スポーツ基本計画の検討も急ピッチで進んでいるところだ。スポーツ庁のスポーツ審議会による2026年7月の中間報告案は、「スポーツの『楽しさ』で人や地域の可能性を引き出し、未来を切り拓く」をねらいに掲げた。そして主な数値目標として、学生期(18~24歳)のスポーツ実施率を60.9%から65%へ、子育て・働き盛り期を同47.2%から55%へ引き上げる、とした。経済面では、スポーツ市場規模を2022年の11.6兆円から遅くとも2030年までに15兆円へ拡大することなどを目指す。
図1 20歳以上のスポーツ実施率の推移(週1日以上)
国内の20歳以上で、週1日以上スポーツをしている人の割合。全体での平均は50%台半ばを推移している。全体的な実施率の向上に加え、子育て・働き盛り期の実施率アップや男女差の解消が課題になっている
出典:スポーツ庁
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