リンガーハット 海外展開に注力し、長崎の食文化を世界へ拡げる

全国で気軽に食べることができるようになった「長崎ちゃんぽん」。それを広めたリンガーハットは、2026年度から3年間の中期経営計画を策定し、新社長のもと新たなステージへと上がろうとしている。成功のカギを握るポイントや今後の展開について、代表取締役社長 兼CEOの福原扶美勇氏に聞いた。

福原 扶美勇(株式会社リンガーハット 代表取締役社長 兼CEO)

とんかつから始まった
リンガーハットの成長

長崎のご当地グルメである「ちゃんぽん」を日本全国へと広めたリンガーハット。現在は国内にグループ約650店舗を展開するほか、ハワイやタイ、カンボジアなど海外にも展開し、日本の食文化を世界へと伝えている。

同社の原点は、ちゃんぽんではなく「とんかつ」だ。1962年に「とんかつ 浜かつ(現・濵かつ)」として長崎市鍛冶屋町に創業し、その後に現在のちゃんぽんである「長崎ちゃんめん」を主力商品としたチェーン店・リンガーハット第1号を長崎市に出店したのは1974年のことだった。それを機に出店地域を拡大し、店舗数は急速に増加する。

創業当時の「リンガーハット長崎宿町店」(左)と、「とんかつ 浜かつ 本店」(右)

その渦中である1997年に大阪にある店舗の店長として入社したのが、現在は代表取締役社長を務める福原扶美勇氏だった。当時の雰囲気については次のように振り返る。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り83%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。