マルヒロ 400年の歴史を持つ波佐見焼を次世代へ繋げていく

倒産寸前だった波佐見焼の商社・マルヒロは、自社ブランド「HASAMI」をつくり、V字回復を実現。それを主導した馬場匡平氏が見据えるのは自社の成長だけではない。約400年続く分業制の産地そのものを残すことだ。「さんちとくらす」を理念に、公園づくりなどにより、街ごと未来へつなごうとしている。

馬場 匡平(株式会社マルヒロ 代表取締役社長)

祖父の世代から続く
波佐見焼の仕事

長崎県・波佐見町で約400年の歴史をもつと言われ、日常食器を中心とする波佐見焼。

マルヒロは波佐見焼の陶磁器ブランド「HASAMI」を展開し、PORTERとのコラボレーションアイテムや、アパレルブランドやセレクトショップでの取り扱いなど、その存在を広く国内へと拡げた立役者だ。

同社の創業は1957年。現在、代表取締役社長を務める馬場匡平氏の祖父と祖母が馬場廣男商店として、波佐見焼の露店商を開いたことが始まりだった。

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