チェンジ・ザ・ワールド 「スマホでできる再エネ投資」で世界を変える

脱炭素への動きが世界で加速する中、個人がスマホで買える再生エネ発電所「ワットストア」が今注目を集めている。開発したのは酒田市のベンチャー企業、チェンジ・ザ・ワールド。「たくさんの“ひとり”が集まれば、世界は変えられる」と話す代表の池田友喜氏に、同社の発展経緯や今後の構想を聞いた。

池田 友喜(株式会社チェンジ・ザ・ワールド 代表取締役)

山形にUターンし
再エネ事業で再起を掛ける

チェンジ・ザ・ワールドは山形県酒田市に拠点を置く、ITと再生可能エネルギーのベンチャー企業だ。「社会的で革新的な事業に挑戦し、より良いカタチに世界を変える」をミッションに掲げ、設立当初より太陽光発電と、営農を同時に行うソーラーシェアリングに特化した事業を展開し、再エネの普及と耕作放棄地の減少に貢献してきた。

創業のきっかけとなったのは、2011年の東日本大震災だった。

「当時、東京でソフトウェアの開発をする会社を経営していましたが、福島第一原子力発電所の事故を目の当たりにし、東北出身者として大きな衝撃を受けました。二児の父親として、『子どもたちの未来のために地球環境を守りたい』という思いもあり、ITと再エネを掛け合わせて環境問題に貢献しようと考えたのです」とチェンジ・ザ・ワールド代表の池田友喜氏は振り返る。

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