地域特集・新潟県

米の産出額が全国1位を誇る新潟県。しかし、近年の米のマーケットの縮小を受け、県は「1億円産地倍増計画」を掲げ、農業の第2の柱をつくるべく、果実や野菜、花など、園芸の振興に注力している。また、新潟県はもともと自然エネルギーが豊富な地だが、脱炭素へ向けて、県は現在、再生可能エネルギー等を創る、活用する、CO2排出を減少させる、CO2を吸収・貯留する、の4つの戦略に取り組んでいる。一方、新潟県の起業率は数年前まで全国で最低だったが、近年、県内企業が主体となって設立された新潟ベンチャー協会やイノベーション施設の開設などによって、起業家育成機運が醸成されつつある。

 

CONTENTS

花角英世・新潟県知事インタビュー

数字で見る新潟県

部門横断で市場拡大と新ビジネスに挑む
(湯澤 尚史 雪国まいたけ 代表取締役社長)

日本式リユースで循環型社会の実現に貢献
(山本 太郎 ハードオフコーポレーション 代表取締役社長)

五泉ニットの魅力を新拠点から全国へ発信
(梅田 恒栄 五泉ニット工業協同組合 理事長)

付加価値創造の精神でダシの可能性を拓く
(江口 晃 フタバ 代表取締役)

起業家育成ローカルモデルの構築を目指す
(渋谷 修太 フラー 代表取締役会長)

ものづくりにより良い環境をデザインする
(武田 修美 MGNET 代表取締役)

「新潟モデル」を確立し健康寿命日本一に
(木村 大地 アイセック 代表取締役CEO)

9代目農家が挑戦する国産アボカド栽培
(関根 邦仁 せきね農園 代表)

新潟を世界的な「日本酒学の聖地」に
(岸 保行 新潟大学日本酒学センター 副センター長)