プラント建設企業が担う カーボンニュートラルへの貢献

石油化学コンビナートなどのプラント建設を手掛ける東洋エンジニアリング。将来に向け、より効率的なエンジニアリングビジネスの実現に加え、循環型社会に向けた新たな事業にも取り組む。カーボンニュートラルに向け注目される燃料アンモニアや、バイオ燃料などに挑戦している。

永松 治夫(東洋エンジニアリング 取締役社長)

大規模プラントの設計・建設などを手掛ける東洋エンジニアリング。祖業のアンモニア・尿素という化学肥料分野や石油化学分野を中心に、現在はプラント、インフラをはじめ、DXを駆使した新事業や再生可能エネルギーなど、幅広い分野で事業を展開する。1960年代にインドでプラントを建設して以来、市場を開拓しつつ海外拠点を育て、グローバルな舞台でビジネスを広げてきた。

脱炭素社会のコア技術に取り組む

同社では2009年に、グループ共通のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を策定し、ミッションは「エンジニアリングで地球と社会のサステナビリティに貢献する」と設定。2015年に国連サミットで採択され、世界的に気運が高まっているSDGsを受け、2020年に4つの重要課題、「環境調和型社会を目指す」「人々の暮らしを豊かにする」「多彩な人がいきいきと働く」「インテグリティのある組織を作る」を定め、事業の核として取り組んでいる。

同社社長の永松治夫氏は「創業60年の歴史の中で培ってきた技術や知識を統合し新しい価値を生み出し、世界に役立つプロジェクトをやり遂げる。その根幹にあるのが技術、エンジニアリングです」と話す。

技術的に取り組んでいる喫緊のターゲットは、「SAF(持続可能な代替航空燃料)の開発」、「CO2の資源化」、「燃料アンモニア」の3分野。

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