透明性確保、利用者に安心を提供 住設業界の課題をDXで解決
住宅設備の交換サービスをDX化し、業界に透明性と効率性をもたらしてきた企業・交換できるくん。画像による見積りや職人の多能工化といった独自の取組で、安心・明朗な住設サービスを提供する。新たな展開としてBtoB市場にも進出、次なる成長フェーズへ入ろうとしている。
栗原 将(交換できるくん 代表取締役社長)
デジタル技術を生かし
住設販売・施工の明朗会計化
ガスコンロや給湯器、トイレ、洗面台などの住宅設備は、経年の劣化や家族のニーズの変化などにあわせて交換の必要が出てくる。交換できるくんは、このような住宅設備の販売と交換を手掛ける企業だ。特徴は、設備交換の相談、見積り、代金の決済といった、現場での工事以外の工程をDX化しオンラインで完結できるようにしたこと。例えば通常の設備交換では、見積りの際は現場の実地検分の過程が入るが、同社ではここをユーザーが撮影した画像だけで代替できるようにした。この情報をもとにあらかじめ料金を総額で提示し、設備交換にかかるコストの透明性を向上している。
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