製造プロセスを支える 顧客と共創して価値を最大化、AIも活用へ

横河電機は1915年に創業し、計測・制御・情報の技術を活用し、社会課題の解決に貢献してきた。現在は「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」というパーパスを起点に、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、企業価値の向上を目指し、2028年度までの中期経営計画を進めている。

重野 邦正(横河電機 取締役 代表執行役社長)

1917年に電気計器を発売し
電気計器国産化の先駆けに

横河電機(YOKOGAWA)は1915年、建築家で工学博士の横河民輔氏らによって電気計器の研究所として創立された。1917年には電気計器を発売し、日本における電気計器国産化の先駆けとなった。

現在は計測・制御・情報の技術を活用し、様々な事業を通じて社会課題の解決に貢献。主力の制御事業では、プラントの生産設備の制御・運転監視を行う分散形制御システムなどの提供で、産業を支えている。制御事業は現在、エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフという3つの業種別セグメントに区分して展開する。

また、独立した事業として測定器事業や新事業がある。新事業では、サービス提供事業者にとって使いやすく、運用負荷の少ない産業用IoT(IIoT)のハードウエアやソフトウエア、クラウド環境を提供するソリューションビジネスを推進している。

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