大月ロハス村 山梨県の自然の中で心と身体を満たす場所
自然の中で行うヨーガや瞑想などを通して自らを整え、自然との共生や調和を学ぶ。大月ロハス村は、自然が持つ人を癒す力を最大限に活かし、自然のすばらしさを体感できる「ホリスティックリトリート」施設だ。創設者で代表を務める佐々木裕生子氏に、施設で提供されているプログラムについて話を聞いた。
非日常を過ごす
多彩なプログラムを提供
大月ロハス村が掲げるホリスティックという言葉は「包括的」「全体」などと訳され、医療や健康分野では体と心や精神、そして自然も、その全体がつながっているといった意味で使われる。リトリートとは、心身の回復を目的に、非日常に身を置きいつもと違った活動や食などを楽しむことをいう。山梨県大月市という富士山の玄関口である自然あふれる土地で、様々なホリスティックリトリートプログラムを提供しているのが大月ロハス村だ。
特徴的なのが「ファスティング」を組み込んだプラグラム。ファスティングとは一定期間の断食をして体を整える行為のこと。大月ロハス村では故・甲田光雄医学博士が提唱した、無理なくできる「奇跡の半日断食」を取り入れている。例えば「断食・瞑想・森林YOGAリトリート」プログラムの参加者は、敷地内の宿泊施設に1泊~3泊滞在。チェックイン時に健康診断を行い、一人ひとりの体調や目的に合わせたプログラムが行われる。断食は朝食を抜くスタイルで、昼食と夕食は地場産の素材を使った、化学調味料を使わない身体にやさしい菜食中心のおいしい料理を味わう。加えて、瞑想や森の中でのヨーガセラピー体験を行うプログラムだ。
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