栃木ブレックス スポーツを地域のアイデンティティに

宇都宮ブレックスは、栃木県宇都宮市に本拠地を置くプロバスケットボールチームだ。日本プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では最上位カテゴリーのB1に所属し、これまでに2度のBリーグ優勝経験を持つ。スター選手も多く所属しており、栃木県内外から熱い注目を集めている。

藤本 光正（株式会社栃木ブレックス 代表取締役社長）

田臥選手や比江島選手ら
人気選手が名を連ねる

2023年10月から2024年5月まで行われたBリーグの8季目となる2023-24シーズン。B1東地区で優勝を果たした宇都宮ブレックスでは、米国出身のD.J・ニュービル選手がシーズンMVPにも選ばれた。2023年6月に宇都宮ブレックスに移籍していきなりの活躍である。また、2023年のFIBA（国際バスケットボール連盟）ワールドカップにおける対ベネズエラ戦で、日本中が歓喜に沸いた大逆転勝利の立役者である比江島慎選手も宇都宮ブレックス所属。そして忘れてならないのが、日本人初のNBAプレイヤーとして知られる田臥勇太選手だ。チーム創世期に入団し、チームが日本中から注目されるきっかけも作ったスター選手である。そのほかにも数々のすばらしいプレイヤーが在籍する屈指の人気チームであり、2025年5月まで開催中のBリーグ2024-25シーズンでも、2025年3月時点で東地区首位を走っている。

左／シーズンMVPにも選ばれたD.J・ニュービル選手　中／日本代表としても活躍する比江島慎選手
右／日本人初のNBAプレイヤー、田臥勇太選手

「ブレックス」の名は「現状打破」を意味する「BREAK THROUGH」という言葉が由来。常に目標に向かってチャレンジを続け、どんな困難も必ず打開し乗り越えるという気概がその名に込められている。そんな宇都宮ブレックスを運営する企業が、株式会社栃木ブレックス。代表取締役を務めるのが藤本光正氏である。