2018年5月号
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地域×デザイン2018

100年時代を生きるための「変身資産」 働き方改革は第2ステージへ

伊藤 禎則(経済産業省 産業人材政策室 参事官)

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政府が強力に推進する「働き方改革」。その取り組み状況や、地方への影響について、経済産業省産業人材政策室の伊藤禎則参事官が解説する。

伊藤 禎則(経済産業省 産業人材政策室 参事官)

第2ステージに入った働き方改革

「人生100年時代」の到来とAI革命(第四次産業革命)によって、日本型雇用システムそのものが大きな変革を迫られている。こうした状況に対応するため、政府は2016年度から「働き方改革」を推進している。

経済産業省で人材政策を担当する伊藤禎則参事官は、「働き方改革は、長時間労働是正という第1ステージから、それを前提として、生産性・エンゲージメント・モチベーションを高めるという第2ステージに入っています」と説明する。

第2ステージにおける政府の取り組みのポイントは3つ。第一に、企業に対しては人事評価と報酬体系の抜本的改革、すなわち労働時間や勤続年数ではなく、成果とスキルによる評価を働きかけていく。第二に、働く人のニーズや価値観の多様化に対応し、兼業・副業やフリーランス、テレワークなど多様な働き方の選択肢を普及させていく。そして第三に、「一億総学び時代」に対応する教育システムや社会保障の検討・整備である。

「これまで人生のステージは、教育(学校)、仕事(会社)、引退という3つで構成されるのが一般的でした。それが今後は、個人の状況や意欲に応じ、3つのステージを行ったり来たりすることが普通になる。つまり、『働くこと』と『学ぶこと』が一体化していくのです」

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