2016年9月号
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1億総起業社会

スマホで誰もがアクセサリーを制作、売買 ユーザーは1.6万人に

山口 絵里(FUN UP代表取締役)

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素材を組み合わせるだけで誰もがアクセサリーを作り、購入や販売もできるスマートフォンアプリ「monomy」が人気を集めている。開発者の山口絵里氏は、「技術がなくても、誰もがモノづくりをできる世界」を構想する。

素材を組み合わせるだけで誰もがアクセサリーを作り、購入や販売もできるスマートフォンアプリ「monomy」。全国のパーツ工場と連携し、モノづくりのクラウド化を実現

1万6000人がそれぞれのアクセサリーブランドを持つ

「売れ筋のこの560円のピアス、8歳の女の子がデザインしたとは思わないでしょう?」。そう笑顔で語るのは、スマートフォンのアプリを使ってアクセサリーの代行製作を行うFUN UPの代表取締役、山口絵里氏。同社が開発したアプリ「monomy(モノミー)」は、簡単な画面操作により3000種類以上のパーツを組み合わせるだけで、誰でもオリジナルのイヤリングやブレスレットなどのアクセサリーを製作でき、さらに、それを販売できる。人差し指1本で作れる高い操作性により、20代から30代の女性を中心に支持を集め、2015年6月のアプリ提供以来、ユーザー数は1万6000人に到達した。

monomyをダウンロードすると、画面には天然石やパール、スワロフスキーなどを使用した色とりどりのアクセサリーが並ぶ。「洋服と同じように、アクセサリーもシーズンごとにトレンドがあります。今年はタッセルや羽が流行っているんですよ」

なかには、1万円を超える高額な商品もあり、どれもクオリティが高く個性的な作品が多いことに気づかされる。「一日に100個作る人もいるほど、みなさん夢中になっています」と山口氏。登録済みのアクセサリーは実に約12万点に及ぶ。

山口絵里 FUN UP代表取締役

作り手から売り手、そして買い手へ

ここ数年、個人間売買によるハンドメイド市場は活況だ。大量生産品にはないオリジナリティや作り手の息遣いが感じられるとあって、CtoCマーケットプレイスが人気を集めている。

しかし、monomyが急速に支持を拡大しているのは、自分でデザインしたアクセサリーを買えることだけではない。自らのブランドとして他のユーザーに販売したり、逆に、他のユーザーがデザインしたアクセサリーを購入できる点も、他のハンドメイドマーケットにはない魅力となっている。作り手が売り手にもなれ、買い手にもなれる。

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