トラック輸送会社が男性育休推進 働きやすさで若者を呼ぶ

2019年から男性育休制度を導入した運送業のカワキタエクスプレスは、業界で高齢化や人材不足が進む中、若い世代が働きやすい企業を目指し、様々な改革を進めている。社員の平均年齢は29.9歳。子どものための時間が取りやすいことを理由に入社を希望する人も増えているという。

川北 辰実(カワキタエクスプレス代表取締役社長)

1989年創業で三重県亀山市に本社を置くカワキタエクスプレスは、トラック輸送や倉庫保管、国内外の引越、国際物流など物流全般に関わる事業を展開している。引越事業では、中京圏の大手企業社員の海外赴任に伴う引越も数多く請け負う。

トラック輸送の世界といえば、力強くたくましく、ドライバーも大半が男性というイメージだ。そんな中でカワキタエクスプレスでは2019年9月から、「パパと子供のきずな創り休暇」という男性育休制度を設けている。対象は子どもが産まれた男性社員で、これまでに5人が取得。取得率は100%で、取得期間は1カ月程度までとなっている。

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